Panasonic ENERGY
RECRUITING INFO
INTERVIEW
量産技術のオールラウンダーとして。若くから積み重ねたキャリアは必ず将来のアドバンテージになります。
高専卒

常務執行役員
エナジーソリューション
事業部長
山際 勇

━━ 高専卒で入社されたのは、何年ですか?

1989年なので、もう30年以上になります。私の仕事人生は、充電式電池の歴史そのもの。ニカド電池の時代に参加し、ニッケル水素電池からリチウムイオン電池へと進化する中で、それぞれの立ち上げと改良に関わってきました。充電式電池は、常に最先端の家電や乗り物に搭載され、世の中を便利に変えてきました。私はいつも街の中で自分の関わった様々な商品を見るたびに、電池畑一筋の人間として、誇らしく、嬉しい気持ちになっています。

━━ 高専生の入社後の待遇について教えてください。

基本的に大学卒・院卒と同じ扱いです。学歴等によって昇進や待遇に差が出ることはなく、本当にフェアに評価されるやりがいのある会社だと思います。私の場合も、年齢的にも若くから現場に入れたこともあって、様々な経験をいち早く積むことができましたし、先輩にもとても可愛がられ、面倒をみていただきました。振り返って、とても得をしてきた会社人生だと思います。

━━ 求める役割はいかがでしょう?

高専生は量産技術に配属されることが多く、私も最初はその中の品質管理担当でした。電池の品質安定を目的に実験室で試作やパラメータの制御などを行う業務です。一方で工場現場にもたびたび顔を出し、様々な専門家と出会い、多様な技術や俯瞰的な視点を身につけられたのは大きな財産。まさに生産技術のオールラウンダーとも言うべき広い視野を獲得できました。このような稀少な経験ができるのは、高専卒ならではだと思います。

━━ 高専生は専門を極めるイメージがありました。

もちろん、専門を極めるということもあります。ただ、それだけではなく、工程全体に広く関わっているうちに、量産技術全体の知識が自然と身についていくのだと思います。その結果、社内でも貴重なオールラウンダーに育っていくというのが、私の印象。「優秀だなぁ」と思った人に、高専卒が多い気がするのは、けっして贔屓目じゃなく、その経歴が関係しているような気がしますね。

━━ 他にも高専卒だからこその強みはありますか?

やっぱり若さです。それゆえの行動力、機動力は強みになるはずです。ご存知の通り、電池市場は世界を巻き込んだ超激戦区。今日の常識が明日は通用しないほど、ノンストップで移り変わっています。そんな中、ある意味日本代表としてグローバルに戦うためには、状況に応じた行動力、実行力、そして柔軟な考えが必要です。若い世代ならではのフレッシュな感覚と、アクティブに動き回れる行動力が強みになると思います。

━━ 最後にメッセージをお願いします。

今は、ありとあらゆるものが電気で動く時代。電池産業はこれから、より一層重要性が増していきます。市場の成長は確実で、人も拠点も拡大の一途を辿っており、私自身もワクワクしています。このような刺激あふれる環境の中で得た経験と知識は、将来あなたの大きなアドバンテージとなるはずです。少しでもこの業界に興味があるなら、是非お待ちしています。一緒に世界で勝負し、より良い世の中を創って行きましょう!

※インタビューの内容は2023年1月時点のものとなります。

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